読む

読書漬け・・・

読まねばならぬ本が山積みの今日この頃、それもあと2週間で。自分に課した締め切りだから読まなくてもペナルティがあるわけじゃない。 有り余る時間を湯水の如く使えるほど若くない。時間に限りがあることが実感として身に沁みてくる。だから締め切りが大切…

見えない蔵書は日本一

久々に行った国会図書館。前に来たのはまだADの頃、資料探しに。あれからもう二十年近く経っている。足を踏み入れるとタッチパネルで入館登録、するとナンバー入りのカードが発行される。すごい様変わり。 中にはいるとずらっと並んだコンピューター。ここの…

引きこもって読書三昧も・・・

この三連休は引きこもって本を読むことに決めていた。 初日は土砂降りの雨だったので気分良く引きこもって読書にのめり込めた。 二日目は低気圧も去って気圧配置は冬型、こんな日の東京は青空が広がる。窓から差し込む太陽の光に誘われ午後からは図書館巡り…

「美学への招待」佐々木健一著 「ゼロからの美学」淺沼圭司著

朝からの雨、かなり激しく降っている。こんな日は家に引きこもって本を読む。 結局正月休みはあまり進まなかった読書、今日は午前1冊、午後1冊で2冊を読み終える。最近、興味がある「美学」についての入門書。なかなか分かりやすかった。専門用語を使わず…

神保町にて・・・

今日は古本屋街にて資料探し。幾つか絶版ものの古書を発見。ちょっと値は張っているが絶版だし次はないかも知れないので大枚を叩く。今月は書籍代でかなり使ってしまった。書籍についてはこれまでそれ程大きな出費にはならなかったので考えてなかったが来月…

予算外・・・

使いすぎた書籍代、でも予算をかけずに手に入れた本も多い。図書館にあるリサイクル図書。図書館には廃棄になった本や不要になった本を誰かが置いていく棚がある。行く度にそのリサイクル棚を覗いてみる。 今日の収穫は講談社現代新書の「現代思想事典」。編…

「哲学概論」その後・・・

なかなか読み進まない「哲学概論」。以前、速読の本を読んだりして練習したことがある。専門的じゃないビジネス書や小説なんかはパラパラと読めるがこの哲学系は噛み砕くように読んでいるから1ページ読むのに2〜3分かかっている。パラパラ読んでも脳みそ…

「哲学概論」

今日は一日家に引き籠もって読書の日。ちょっとした興味から読んでいる「哲学概論」。哲学用語を調べながらの読書はなかなか進まない。さらに内容を理解するために図解ものの入門書など片手に。そんな読み方でも腑に落ちると何か嬉しい・・・

入門編

最近の読書は哲学概論。入門のハズだが難しい。どうも独特の言い回しに慣れることができない。で、最近よく出ている図解ものを手に入れるため今日も今日とて図書館へ。借りたのは「図解だから世界でいちばん分かりやすい哲学入門!」。ウリは日常生活の問題…

注目株・・・

今日は仕事が弛め。だから午後から図書館へ。会社に引きこもっているより外でネタ仕込み。 仕事のネタを仕込むつもりが結局興味ある本を読み漁ることに。そんな中で今日の収穫はゲルノート・ベーメ。「感性学としての美学」と「雰囲気の美学」の著者。この二…

「住宅の射程」 磯崎新・安藤忠雄・藤森照信・伊東豊雄:著

ちょうど一年ほど前だったかギャラリー間で開催されていた「日本の現代住宅1985-2005」。その展覧会に合わせて講演会が開催されていたが行くことは出来なかった。その内容が本になった。 磯崎新の「住宅は建築か」というテーマは面白い。この中で住宅建築は…

昨日古書街、今日図書館・・・

最近は買う前に図書館で確認することが多い。今日は沼辺にある大田図書館へ。ここは大田区の中心図書館で蔵書も一番多い。書庫にも入ることが出来るので思わぬ出会いがある。 気になる本を手当たり次第に見て回る。それにしても書き込みの多いこと。鉛筆でう…

古書街にて

午後から神保町の古書街を巡る。今日は下見、幾つか候補を見比べてアタリをつける。そして帰ってからamazonのユーズド価格をチェック。三千円超える本は慎重になる・・・

引き続きデータベース

遅ればせの夏休み、今日も家で蔵書の整理。こんな時じゃないと片づかない。文庫と新書はだいたい終わったので単行本に取りかかる。デスク前の本棚から手をつける。ホコリを掃除機で吸い取りながら。そして今日までの出来高は441冊。しかしまだ半分も終わって…

文庫に続いて新書

今日は新書のデータベース化。その数100冊ちょい。こうやってあらためて見直すと読んでない本もかなりの数。そしてもう一度読みたい本も。 この新書の中で最近装丁のデザインが変わったのが講談社現代新書。この新書はラインナップに好みの本が多い。だか…

次々と・・・

読まねばならない本が山積み状態。だけど本屋に行くと読みたい本が目にとまる。手が伸びるも今は読めないとまたの機会に。とにかく目の前の山を攻略・・・

「ヘーゲル哲学史講義」長谷川宏 訳

どうも哲学書の翻訳物は読みづらい。そんな中でも平易な表現がウリの長谷川訳、一度読んでみたいと思っていた。 今日、会社を早く出ていつものように神田の古本屋街でネタ探し。本屋街を歩いているとけっこうネタを思いつく。そんな中で見つけた掘り出し物は…

データベース化に挑戦・・・

本を売ることができない。本だけじゃなく買ったものはほとんど手放すことができない。さすがに壊れたりして捨てることはあるが売ったことはない。だから本はたまる一方で部屋の3面は本棚状態。 最近は昔買った本をまた買ってしまうような不始末を起こすこと…

「ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙」ヨースタイン・ゴルデル著

近所のブックオフで105円の棚で見つけた一冊。 この本を読んだのは数年前。図書館で借りて一気に読み通した覚えがある。 「ワタシは誰?」という存在論をテーマにした物語。ソクラテスからデカルト、カントなど駆け足で哲学史を辿っていく。物語としては…

「小林秀雄全作品<1>様々なる意匠」

小林秀雄は何度と無く読んでいる。考えるヒントにモオツァルト、しかしいつも旧仮名遣いに阻まれていた。数年前に新潮社から小林秀雄全集が刊行された。新仮名遣いに脚注付き。こりゃ読みやすそうと思ったがそのまま忘れていた。 久々に小林秀雄が読みたくな…

新品か中古か・・・

欲しくなるとどうしても手に入れたくなる性分。この性格だけは治らない。 どうしても読みたい本があった。初版は半世紀ほど前の本。訳本なので最初に書かれたのはもっと遡り2世紀ほど前になる。重版が昨年出ていたようだがamazonでも売り切れ。古書では出て…

「いきなり上手くなる!プロのデジカメ写真術」齋藤 清貴 著

最近ハマってるのがデジカメ。ちょっと前にSONYの一眼デジカメ「α100」を買ったから。そもそもは絵を描く材料探しのために写真を撮っていた。現場でのスケッチが苦手だったと言うこと。 使い始めてみると一眼はおもしろい。これまでとは全く違った感覚。カシ…

衝撃的な・・・

思わぬところで思わぬ掘り出し物に出会ったとき、出合い頭の交通事故みたいな衝撃がある。 今日、神田の古本屋街を歩いていてたまたま入った一件の店。美術書の専門店らしいがあまり興味をひく本がない。奥に進んで棚を見ていくと一冊の本が目にとまった。 …

「コンペに勝つ」 新建築社刊

素通りできず手に取ってしまった。また気になるタイトル、思いっきりの直球。書いてあることの予想はつくもののそれでも手に取ってしまう情けなさ。まんまと出版社の思う壺にはまってる気がする。 内容はセントラル硝子が主催するアイデアコンペ40周年記念…

「異説・近代藝術論」 サルヴァドール・ダリ著

面白かった。 あとがきの中で訳者の瀧口修造はダリ独特の文体は平易な日本語に訳せず訳者泣かせだったと書いている。ホントに判りづらい文章、否単語の羅列のような文章だが気分は十分伝わってくる。 23日から上野の森美術館で始まる「生誕100年記念 ダリ…

衝動買い・・・

会社帰りは本屋に寄る。それが日課。今日もいつものように本屋をウロウロしていると「書物復権」というタイトルの平積みを見つける。哲学、社会学系の書籍が復刊されていた。その中を見ていると目に飛び込んできたのが「異説・近代藝術論」。著者はあのサル…

教科書再び・・・

最近、描くことにちょっと悩み気味。そんなこんなで美術のこともうちょっと知りたいと思い造形大の教科書を引っ張り出した。 今から5年前、京都造形大の通信教育部に入学した年にドサッと送られてきた教科書の山。美術史関係や文化論関係、美学概論など面白…

「自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか」岡本 太郎 著

どうも弥勒菩薩を描き上げてからイケてない。なんか迷ってるような感じ。そんな中、岡本太郎の本を読みかえしてみた。この人の本には元気づけられる。まぁ太郎さんのようにやろうと思ってもいろんな事考えてしまいなかなか思い通りに行かない現実。そんな現…

「建築の可能性、山本理顕的想像力」山本 理顕 著

図書館の新刊棚で見つけ読んでみる。以前は闇雲に買いまくっていたが最近は買う前に図書館で品定めすることが多い。よっぽど手元に置いておきたいと思える本か図書館に入らない本は買うようにしている。それか予約が一杯でいつ読めるかわからないような新書…

「秘すれば花」渡辺淳一 著

世阿弥の「風姿花伝」を現代の、それも芸能だけでなくビジネスにも応用できるよう作家の渡辺淳一が解説している。元ネタの「風姿花伝」は以前に読んでいたので理解は早い。600年も昔に現代に通じるような手引きを書いていたことに感心。 タイトルの「秘す…