引きこもって読書三昧も・・・

この三連休は引きこもって本を読むことに決めていた。
初日は土砂降りの雨だったので気分良く引きこもって読書にのめり込めた。
二日目は低気圧も去って気圧配置は冬型、こんな日の東京は青空が広がる。窓から差し込む太陽の光に誘われ午後からは図書館巡りの旅に出る。新に4冊ほど借りて読み始める。
そして三日目の今日、読み始めたのは「アラン著作集」。フランスの哲学者、本名はエミール・オーギュスト・シャルチエ、アランは新聞に短文を掲載していた時のペンネーム。読んだのはそのアランの著作集第5巻は芸術論。特に建築に関わる部分は興味深かい。機械の美しさや住宅を工場にたとえるなどどこかコルビュジエを思わせる記述もある。この文章が書かれたのが1930年、コルビュジエの「建築をめざして」は1922年なので同じフランスということもありアランが読んでいたと考えても不思議ではない。
そして二冊目は「雰囲気の美学」。ドイツの哲学者、ゲルノート・ベーメの著作。タイトルが興味の琴線をビンビン弾く。ヘルマン・シュミッツの<新しい現象学>を論理的基礎に展開される、らしい。これからじっくり読んでみよう・・・

雰囲気の美学―新しい現象学の挑戦

雰囲気の美学―新しい現象学の挑戦