2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
天気予報では傘マーク、それも夜から。日中は晴れ間が広がっていた。 夕方、外に出てみると西の空に真っ黒な雲。オマケに雷鳴も轟き稲光が見える。 しばらくするとポツリポツリと雨が降り始め駅に着いた時には土砂降りの雨。滝のような雨の中家に向かいつい…
一昨日から読み始めた「西洋倫理思想史」も古代、中世を経て近代に入った。ここまで読んで感じるのは哲学自体が倫理だってこと。入試対策で読んだ哲学概論でも同じような記述を読んでいるはずだが視点が変わると受け取り方も変わってくるのだろう。今だいた…
麻疹のため今週は休講、だから今日はまっすぐ家に帰る。予習復習に追われることなく過ごすことが出来る。こんな時こそ本を読み進める。ドイツ語も進めねば。やること一杯であっという間に一週間は終わりそう・・・
これまで倫理学は畑違いと全くのノーマーク。しかし今取っている4科目、そのうち3つが倫理学がらみ。考えてみれば基礎知識が全くない。 先日の「法の哲学」要約で教授から「倫理学史では・・・」という説明を受け改めて基礎知識の無いことに気づいた始末。…
ニーチェの文章は詩的というか散文的な書き方がなされているためかどうも取り留めがない。ベースとなる基礎知識が少ないのも理解に手間取る原因。理解している人と読書会を行うのが良いとも言われるがその時間も無い。 先日授業で参考文献として紹介された注…
大学で流行っている麻疹、とうとう自分の通う大学でも休講が発表され来週一杯は立ち入り禁止になった。 一週間の余裕が出来た分、予習がちょっと楽になる・・・
ヘーゲルの授業だけは翻訳を使って中公クラシックスの「法の哲学」を読んでいる。 参加者の一人がその回の内容を要約して発表、その内容について話をする。その要約担当になった。 だから今週はこの要約のことで頭がいっぱい、何も手につかない状態。読んで…
今日の授業は教授の研究について。ヘーゲルからニーチェへ繋がる哲学史解釈。 哲学史は様々な味方、解釈ができる。新たな哲学史を書き換えていく研究。 そう言えば建築史のレポートでオリジナリティを求められた。歴史は解釈次第ということか・・・
健康診断前日の夕食、今宵は相方も明日は健康診断なのでヘルシーなものを探してみる。見つけたのは和食の店。 「西麻布 真」は六本木通りから脇へ入った所にあり喧噪から離れている。入り口の大きな提灯が目印。階段を下りると簾でしきられたテーブル席に通…
晩ご飯を18時までに食べる。そしてその後は寝るまで何も食べない。そんなダイエットに挑戦中。 会社からの帰り道、六本木から浜松町までおよそ30分ほど歩く。モノレールに乗ること12分、駅から自宅まで20分ほどまた歩く。これまでは帰ってから夕食を…
火曜はカントその2「実践理性批判」。 自由は確かに道徳法則の存在根拠であるが、しかし道徳法則は自由の認識根拠である。 今日の授業はこのフレーズから始まった。続いて 道徳法則が我々の理性においてあらかじめ明瞭に思考されていないとしたら、我々は決…
月曜はカントその3「判断力批判」の日。今日のお題は「実践とは」。 実践的なものが実践哲学であるとは限らない。では何が実践的かと言えば「諸法則のもとで自由を考察する諸命題だけが実践的である」。諸法則とは道徳法則のこと。 なんだか解ったような解…
九州からの客人を案内して行ったのは東京Midtownの21_21DESIGN SIGHT。チョコレートをテーマにしたデザイン、アート作品の展示。 エスプリの効いたデザインやアイデア、中にはオヤジギャグ的なものもあるがなかなか面白い展示。 建物は言わずと知れた安藤建…
ヘーゲルの授業で要約発表の担当になった。来週までにまとめなければならないので大学の図書館にて資料を借りる。何種類か出ている翻訳を見比べながらの作業。 図書館に行く前、ちょうど昼すぎなので学食へ。メニューは多いが全体的に脂っこい感じ。若い学生…
ヘーゲルの「法の哲学」、今読んでいるのは道徳の章。今日から「意図と福祉」に入った。 行為には一連の繋がりがありそのプロセスにおいて分割することが出来る。その行為において意識した目的に対する結果と想定外の結果、それぞれに対する責任。そして結果…
今日はニーチェの書いた文章の訳読。心理学についての文献の注釈とニーチェ自身の考えのメモ。メモだからホントに断片的な文章で捕らえ所が無い。ニーチェの否定は本心なのか否か。否定しつつも本心は肯定ということもあるらしい。 ドクターコースの人に良い…
深夜0時すぎ、ほろ酔い気分で店を出ると大勢の警官に沢山のパトカー、そして周りにはKeep Outの黄色いテープが張り巡らされている。そんなまっただ中に飛び出してしまった。テープの向こうには野次馬にテレビの取材カメラなどなど。どうやら誰かが刺された…
暑くなったり涼しくなったり、最近の気温の上下に身体の調子も狂いがち。 都内の大学では麻疹が流行っているらしい。子供の頃に感染しているから大丈夫と思っていたが免疫の更新がなされていないと効果が無くなるらしい。麻疹に感染したのはかれこれ40年近…
カントの文章の長いこと。つらつらと気がつけば一文がページの半分くらいある。文章も入れ子構造であっち行ったりこっち来たり飛びまくる。代名詞もどれを指しているのやら。 翻訳も文章の構成を理解するため図解化してみる。何とか構成が見えても今度は言葉…
4月から始まった仕事・学生という二足の草鞋、日中は会社にいるため予習復習などは朝と夜になる。 当初は早起きして早朝はドイツ語、帰宅後は授業のある日は復習と翌日の予習、そして土日は纏まった時間で本を読む予定だった。これがなかなか思うようにいか…
なかなか進まない独語独習、今日は名詞の複数形。英語のようにsをつければ良いってことじゃなく別の単語、だからそれぞれ覚えねばならないみたい。そんで格によっても変化するし整理しないと訳わからん。 文章中にはいろんな形に変化してるからそのまま辞書…
昨日、ヘーゲルを読んでいて思ったのはフローチャートが書きやすそうな文章だということ。と言うことは論理的に展開されていると言うことだろう。これで文章の構成は見やすくなる。しかし、文章を構成している単語に難あり。単語の意味を調べながら解釈を進…
道徳の立場は、意志がたんに即時的に無限であるばかりでなく対自的に無限であるかぎりにおける、意志の立場である。 Der moralische Standpunkt ist der Standpunkt des Willens, insogern er nicht bloß an sich, sondern für sich unendlich ist. 今日はヘ…
今日はロケ、久々の現場に出る。昨年から関わっている建築・空間デジタルアーカイブスのイベントをハイビジョンで収録。 「4k映像システムによる大画面・高精細建築画像の夕べ」という慶應大学が作った凄いシステムを使ったイベント。ハイビジョンの4倍の…
今読んでいるのが「善悪の彼岸」。1886年だからニーチェ42歳の著作で今の自分と同じくらいの頃に書いた作品。そう考えると悲しくなる。 ニーチェの著作はかなり散文的な書き方がされており何となく読んでいるとそのまま流れてしまう。 ニーチェについても前…
桜が散ったばかりだと思ったのに都心は28度越え、京都などは真夏日だったらしい。汗っかきにはツライ季節、ハンカチは午前中でびっしょり。 明日は少々天気も崩れ暑さも落ち着くらしい。汗っかきも一休み・・・
今日もカントの日。倫理を扱った「実践理性批判」を読んでいる。予習として単語の意味を調べてみるもまだ文章に繋がらない。ほとんど暗号解読状態。授業も担当者の訳を確認する時間がほとんどでさながらドイツ語の授業のよう。 今日のパートは自由について論…
連休も明けて今日から仕事に加え授業も再開。まずはカントの「判断力批判」を読む科目。これまでは教授から周辺状況の話が講義形式で行われていたが今日からはテキストの読みに入った。初回のレポーターは博士課程のベテランさんでカントの専門家。段落事に…
あっ、という間に大型連休最終日。出来は当初の予定の3割ほど。これだけ纏まった時間はまず取れない社会人、意気込んではみたモノの敢え無く計画倒れ。元々集中力が無く飽きっぽい性格がまた災いしてる。 結局カントだけでタイムアップ、ヘーゲル、ニーチェ…
本に蛍光ペンでラインを引く、よくある状況。しかし困るのは蛍光ペンのキャップ。外しっぱなしだと乾いて書けなくなってしまう。キャップを外したりつけたりするには両手が必要だが普通左手は本を押さえている。片手で出来ると有り難い。 今日見つけた優れモ…