迷想院生・自由なカント

独語の確認・・・

先日から使ってる「はじめて学ぶドイツ語文法読本」、例文に訳は無いし練習問題にも解答が無い。なのでわからない所を今日の授業前に早く行って教授に質問してみる。教授曰くこのテキストは授業で使う前提だから解答などが載ってないとのこと。 ドイツ語って…

Lesson-8 睡魔との戦い・・・

そろそろ疲れが出てきたと思っていたが今日は睡魔に襲われる。教室は教授の研究室、参加者は5名。教授の横に座っているので睡魔に襲われているのはバレバレだろう。ドイツ語の解説も耳に入らないし内容についてもアタマが働かない。いつの間にやら落ちてい…

Lesson-7 理解不能・・・

今日のカントは理解不能。何度読んでも解らない。翻訳された日本語の意味が理解できない。今日のパートはカントが一番言いたかったことらしい。だから一番難しいパートでもあるらしい。理解不能のまま授業は終わり教授の一言は理解できないことは解りました…

Lesson-6 お題は「自由」・・・

火曜はカントその2「実践理性批判」。 自由は確かに道徳法則の存在根拠であるが、しかし道徳法則は自由の認識根拠である。 今日の授業はこのフレーズから始まった。続いて 道徳法則が我々の理性においてあらかじめ明瞭に思考されていないとしたら、我々は決…

Lesson-5 振り落とされぬよう・・・

カントの文章の長いこと。つらつらと気がつけば一文がページの半分くらいある。文章も入れ子構造であっち行ったりこっち来たり飛びまくる。代名詞もどれを指しているのやら。 翻訳も文章の構成を理解するため図解化してみる。何とか構成が見えても今度は言葉…

Lesson-4 意味の壁・・・

今日もカントの日。倫理を扱った「実践理性批判」を読んでいる。予習として単語の意味を調べてみるもまだ文章に繋がらない。ほとんど暗号解読状態。授業も担当者の訳を確認する時間がほとんどでさながらドイツ語の授業のよう。 今日のパートは自由について論…

Lesson-3 言葉の意味・・・

機能に続き今日のカントは「実践理性批判」。カントの三大批判の中で倫理を扱ったところ。そして今日から訳読に入った。 参加者は5名だがドイツ語使いは3名で今年入学のワタシともう一人は傍観者。割り当ての部分を担当者が読み訳を言う。それを教授がチェ…

Lesson-2 Was sind nun Raum und Zeit?

倫理学史研究の二回目、今日は「純粋理性批判」から空間と時間のおさらい。 今日の教室は教授の研究室、会社を6時に飛び出すも駅から遠くてギリギリに到着。着くなり渡されたプリントには10行ほどのドイツ語とその訳、そしてポイントが書かれている。 そ…

Lesson-1 話が違う・・・

いよいよ大学院の初授業、科目名は「近代倫理学史研究」。内容はカントの三大批判書の一つ「実践理性批判」を読む。担当の教授とは先日の新歓コンパの席で出席しますと挨拶済み。 18時半開始の授業だが30分ほど早く大学に到着。今日の教室は教授の研究室…