院生活記

本を読む時間・・・

読まねばならぬ本が山のようにある。しかしなかなか進まない。ザックリ速読という訳にもいかず一冊読むのに数日かかる。とにかくどんどん読み進めたいのになかなか進まないジレンマ。かといって速読まがいに読むと理解に至らない。と言うことは読む意味がな…

発表に向けて・・・

再来週の発表に向けてそろそろ作業開始。今回は少々時間がある、と言ってももう一週間過ぎてしまい残すところ11日。この間に参考資料としてヘーゲルの思想解釈から読み始めてみる。選んだのは教授の推薦である中埜肇の「世界の思想家たち ヘーゲル」と西研の…

一日がかりの整理整頓・・・

本がまた増えてきた。本棚もスペースが足りない。よく使う本を手元の近くに山積み状態。あまりにも不便なので思い切って整理。机周りだけの整理なのにほぼ一日仕事。でも終わってみるとあまり変化がない。とりあえず手元だけは片づいたのでしばらくは使いや…

苦しむ予習・・・

後期の授業が始まったことで予習も再開。ドイツ語の訳読だから単語を調べて翻訳と付き合わせていく。ドイツ語の習得がなかなか進んでいないため自力で訳すことが未だ出来ない。というかカントの文章だから尚更初学者には訳しにくい。悪文と評判な長い文章、…

個人面談にて・・・

指定の時間5分ほど前に教授の部屋へ。ドアは開け放たれ教授は待っていた。 部屋に通され面談の始まり。最近の状況や不安材料などを聞かれ今は予習に追われており今年は準備の期間として三年での修了を目指すと伝える。 研究内容についてはとにかくフッサー…

年の差なんて・・・

今宵は大学院内結婚の披露パーティ。院生と非常勤講師との結婚は年の差17歳で一回り以上。なせばなるモノか・・・

面談に向けて・・・

木曜日に指導教官との個人面談があり今後の方針など話し合う予定。今の段階では授業についていくのがやっと、予習で手一杯の状態。この夏休みに幾つか前提となる知識を仕入れるためにカントは「純粋理性批判」、ヘーゲル「精神現象学」、そしてニーチェは「…

加藤周一講演会

評論家であり作家であり医学博士、そんな加藤周一氏の講演会を聞いてきた。テーマは「日本文化再訪―多文化主義について」。会場は100人以上入れるホールがほぼ満席。 1919年生まれということは今年89歳、語り口は溌剌としていた。文化論について多文化主義と…

日曜日は予習の日・・・

最近、日曜日は予習に追われて家に引きこもっている。まぁ普段は会社もあり外に出っぱなしだから週に一日くらいは引きこもるのも悪くない。でも家でのお勉強はパソコンやテレビ、先日買ったニンテンドーDSなどの邪魔者が多くてなかなか集中できなかったりも…

サンプル閲覧・・・

今日は大学図書館で資料を借りる。ついでに過去の修士論文を参考のために閲覧。過去数年分しか保管されていないが一冊ごとに名前から住所、電話番号に閲覧の目的までA4の申請書を埋めねばならない。持ち出し禁止なので書庫から出してもらってそこで見るだ…

ドイツ人の日本学・・・

日本のことを学ぶ外国人学者の発表を聴くワークショップ、主催者であるゼミの教授に誘われ出席してみた。 ドイツ人学者2名の発表は流暢な日本語で行われた。一人のテーマは戦後対ソ連国交正常化交渉の日独それぞれの対応を比較するもの。もう一人は日本研究…

Act-25 参考図書・・・

倫理についての参考図書を教授から教えてもらったので早速購入。 手に入れたのは加藤尚武氏の「現代倫理学入門」。嘘、臓器移植、環境問題など現代の道徳的社会問題を引き合いに倫理学を説いていく。 原理的な話を如何に身近な喩えに引き寄せることが出来る…

Act-24 学会デビュー・・・

今日は大学の哲学会。学内の学会で同窓会的な雰囲気。それにしても学会には違いなく初学会、デビューである。 3名の会員による研究発表に続き教授からの特別報告。約4時間にわたる報告を聞くのもなかなか疲れる。 報告終わりで総会があり新会員入会の承認…

Act-23 そろそろ・・・

疲れが出てきた。大学院が始まって二ヶ月、そろそろ来たかってな感じ。やらねばならぬ事の多さとそれに対応出来ない自分、そんなジレンマが更に疲れを増幅させる。そして仕事との兼ね合いなどなど。好きで始めたことだし始める前からわかってた事でもある。…

Act-22 倫理って・・・

一昨日から読み始めた「西洋倫理思想史」も古代、中世を経て近代に入った。ここまで読んで感じるのは哲学自体が倫理だってこと。入試対策で読んだ哲学概論でも同じような記述を読んでいるはずだが視点が変わると受け取り方も変わってくるのだろう。今だいた…

Act-21 休憩・・・

麻疹のため今週は休講、だから今日はまっすぐ家に帰る。予習復習に追われることなく過ごすことが出来る。こんな時こそ本を読み進める。ドイツ語も進めねば。やること一杯であっという間に一週間は終わりそう・・・

Act-20 基礎固め・・・

これまで倫理学は畑違いと全くのノーマーク。しかし今取っている4科目、そのうち3つが倫理学がらみ。考えてみれば基礎知識が全くない。 先日の「法の哲学」要約で教授から「倫理学史では・・・」という説明を受け改めて基礎知識の無いことに気づいた始末。…

Act-19 注解書・・・

ニーチェの文章は詩的というか散文的な書き方がなされているためかどうも取り留めがない。ベースとなる基礎知識が少ないのも理解に手間取る原因。理解している人と読書会を行うのが良いとも言われるがその時間も無い。 先日授業で参考文献として紹介された注…

Act-18 Keep Out!・・・

大学で流行っている麻疹、とうとう自分の通う大学でも休講が発表され来週一杯は立ち入り禁止になった。 一週間の余裕が出来た分、予習がちょっと楽になる・・・

Act-17 学食デビュー!

ヘーゲルの授業で要約発表の担当になった。来週までにまとめなければならないので大学の図書館にて資料を借りる。何種類か出ている翻訳を見比べながらの作業。 図書館に行く前、ちょうど昼すぎなので学食へ。メニューは多いが全体的に脂っこい感じ。若い学生…

Act-16 時間が・・・

4月から始まった仕事・学生という二足の草鞋、日中は会社にいるため予習復習などは朝と夜になる。 当初は早起きして早朝はドイツ語、帰宅後は授業のある日は復習と翌日の予習、そして土日は纏まった時間で本を読む予定だった。これがなかなか思うようにいか…

Act-15 図解で理解・・・

昨日、ヘーゲルを読んでいて思ったのはフローチャートが書きやすそうな文章だということ。と言うことは論理的に展開されていると言うことだろう。これで文章の構成は見やすくなる。しかし、文章を構成している単語に難あり。単語の意味を調べながら解釈を進…

Act.14 大型連休最終日・・・

あっ、という間に大型連休最終日。出来は当初の予定の3割ほど。これだけ纏まった時間はまず取れない社会人、意気込んではみたモノの敢え無く計画倒れ。元々集中力が無く飽きっぽい性格がまた災いしてる。 結局カントだけでタイムアップ、ヘーゲル、ニーチェ…

Act.13 予定通りとは・・・

大型連休も後半二日目、良い天気を窓の外に眺めつつ引きこもるもなかなか当初の予定通りには進んでいない。ドイツ語は途中でテキストを変えたため同じところで立ち往生。読むべき本も予定の半分も進んでいない。 速読の如くパラパラと読み進めても理解が深ま…

Act.12 ドイツ語漬け・・・

この連休中にやることリストの最上段はドイツ語。昨日は発音と読み方、今日は名詞の性と動詞の人称変化。 ドイツ語には名詞に性別があるって聞いてはいたけどそれによって冠詞も変わるし覚えるの大変そう。それに動詞も人称によって語尾が変わるからめんどく…

Act.11 連休中のやることリスト・・・

今年も始まった大型連休。まとめて休めば9連休、カレンダー通りでも前半3連休と二日挿んで後半4連休。自分はカレンダー通りだがどう考えても中日の出勤は力が入らないだろう。 これだけの休みがあれば何処かへ行こうと思うのが人情、でも今年は学費で大金使…

Act.10 予習復習・・・

現役の学生時代、予習復習なんてやったことがない。ただ遊び呆けていただけ。 今は予習しないと授業についていけないし復習しないと記憶に残らない。せっかく仕事の合間に時間を作って通ってるわけだから充実させたい。それに授業は少人数のゼミ式だからみん…

Act.9 翻訳あれこれ・・・

翻訳は訳者によって様々。おなじ文章でも理解しやすいモノや読みづらいモノなどなど。 ヘーゲルの翻訳で有名な長谷川宏氏は難解なヘーゲルを読みやすい日本語に訳されていると評判。しかし意訳が過ぎるという批判もある。昨日、ヘーゲルの授業で教授にその旨…

Act.8 ドイツ語漬け・・・

今日は一日ドイツ語の日。参考書を読みながら付録のCDで発音を聞く。 単語をノートにまとめる際、対日本語だけじゃなくて英語にも置き換えてみる。英語は全くダメと思っていたが中高6年接し、昨年は一年間ラジオ講座を聴いただけあってそれなりに親しみはあ…

Act.7 あれもこれもで整理が必要・・・

やらねばならぬことが多すぎる。やはり授業は通年3コマが限度。 その授業3コマの予習にドイツ語の自習、そして自分の研究用として現象学は自習せねばならない。これじゃ時間がいくらあっても足りやしない。やるべきことの整理が必要。仕事じゃ当たり前なの…