迷想院生・カントの美意識

発表前夜・・・

明日はゼミにて発表担当。本来ならドイツ語の原書を翻訳して内容の要約を発表する。しかし外国語免除で入学した社会人の私にとって翻訳は悩みの種。社会人特例として内容のみの担当となった。翻訳は学部から上がってきたマスター1年の同級生が担当。 内容要…

解読作業は難航中・・・

カントの第三批判書といわれる「判断力批判」、その序論をゼミでは読んでいる。 前期はドクターやマスターの上級生が和訳と内容のまとめを担当していたが後期からはマスターの1年が担当している。そして次回が自分の担当。社会人ということで和訳は免除され…

前期終了・・・

大型の台風も過ぎ去り連休最後の海の日は台風一過の青空。祝日なのに今日は大学院の授業。この科目は今日で前期最後の授業。ホントなら今月いっぱいなのであと2回ほどあるはずだが教授の都合で今日で打ち止め。あとは8月中旬に予定されている2泊3日のゼ…

Lesson-6 嬉、謹呈・・・

カントを専門にしている教授と先日の哲学会で話をした時、その教授の著書が話題に上がった。今日、授業が始まる時に教授からその本を頂いてしまった。扉には「謹呈」の文字。買おうかとも思ってた本を著者ご本人から謹呈なんてホント畏れ多い。なんか先生に…

Lesson-5 建築術・・・

カントは哲学の体系化を試みたという話。その話の中で今日は建築術が話題に上がった。バラバラのパーツをただ寄せ集めるだけではなく何らかの体系に沿って纏めると言うこと。これが建築術に喩えられている。 建築術というと言葉には二つの意味があり一つは技…

Lesson-4 実践とは・・・

月曜はカントその3「判断力批判」の日。今日のお題は「実践とは」。 実践的なものが実践哲学であるとは限らない。では何が実践的かと言えば「諸法則のもとで自由を考察する諸命題だけが実践的である」。諸法則とは道徳法則のこと。 なんだか解ったような解…

Lesson-3 やっぱりドイツ語・・・

連休も明けて今日から仕事に加え授業も再開。まずはカントの「判断力批判」を読む科目。これまでは教授から周辺状況の話が講義形式で行われていたが今日からはテキストの読みに入った。初回のレポーターは博士課程のベテランさんでカントの専門家。段落事に…

Lesson-2 入門書・・・

今取っている授業はヘーゲルの「法の哲学」、ニーチェの「善悪の彼岸」、カントの「実践理性批判」と「判断力批判」。カントが二つあり今日はその一つ「判断力批判」を読む授業。 自分の興味と研究の近さで言えばこの科目になる。今からやろうとしている建築…

Lesson-1 今日もカント・・・

今日の授業で興味のあるところは一通り受けたことになる。これで4コマ。全て出るのはかなり難しそう。 この講座、タイトルは「超越論哲学研究」で読むのはカントの「判断力批判」。この「判断力批判」はその昔はじめてカントを手に取った時のタイトル。当然…