院生活記

Act.6 教科書あれこれ・・・

学部の授業も出なさいと言う指導教官。学部のシラバスと時間割を学生課でもらい調べてみる。哲学の科目の多いこと。そして興味を引く科目が多い。時間が許すならどれも出たいと思うけど社会人の辛いところ、やっぱり院の授業が精一杯。暇を見つけて出られる…

Act.5 予習開始、まずは語学から・・・

履修を予定している授業は全てドイツ語。社会人は翻訳を使えばよいと言われていても授業は原書を読む訳で全く解りませんじゃつまらない。 人文科学研究科では英語、独語、仏語、露語のどれか一つを週2コマ履修しなければならない。しかし哲学専攻は語学を履…

Act.4 図書館探訪・・・

授業は来週からだが時間が空いたので大学へ行ってみる。目指すは図書館だがなにやらスゴイ人混み。どうやらいろんなサークルが店を出して勧誘大会を開いている。人混みを通り抜け奥の図書館へ向かうが誰も勧誘の声をかけてくれない。当たり前だが・・・ さす…

Act.3 【学】マークはエライ・・・

通信の大学時代は通う必要がないので通学定期は購入できなかった。だから今回も通学定期は考えていなかった。受け取った学生証の裏には通学定期券発行控えの欄がある。どうやら買えるらしい。なんか制限があったりするんじゃないかと学生課に聞いてみると何…

Act.2 やっぱり正直に・・・

東京は季節はずれの雪。大きな雷が鳴ったあと降り始めた。上空に流れ込んだ寒気の影響で大気の状態が不安定になったから、と昔なら原稿を書いていたことだろう。大学院に通うことを会社にいつ話すか迷っていた。話して理解を得られるかそれとも迷惑がられる…

Act.1 いよいよ!

冷たい雨に濡れる桜を横目に向かうは武道館。今日はこれから入学する大学院の入学式。 開始時間の30分ほど前に着くもすでに長蛇の列。学生の列に並んでいるがどう見ても父兄。だって同い年の従兄弟には大学生の子供がいるくらいだから。なかなか中に入れず…