面談に向けて・・・

木曜日に指導教官との個人面談があり今後の方針など話し合う予定。今の段階では授業についていくのがやっと、予習で手一杯の状態。この夏休みに幾つか前提となる知識を仕入れるためにカントは「純粋理性批判」、ヘーゲル精神現象学」、そしてニーチェは「悲劇の誕生」と「ツァラトウストラ」を読みこなさねばならないと思ってる。どれも一筋縄ではいかないモノばかり。
その上更に指導教官から指示されているのはフッサール現象学をテーマにしたものだから先ずフッサールを読めと言われている。そしてメルロ・ポンティに進みなさいと。
仰せにしたがいフッサールは「現象学の理念」を読んでいる。これがまた理解不能フッサールの講義録で入門編のハズなのにわからない。どうもこの講義でフッサールは考えながら話しているらしい。だから長谷川宏の前書きではその悩みっぷりを楽しめと書いてあるがそんな余裕はない。これが終わったら「イデーン」を読まねばならない。
今からすでに二年間の修士課程だが三年計画。だから今年はドイツ語と基礎知識の習得に力を注ぎ自身の研究は来年から。哲学専攻では二年で終わる人の方が少ないらしい。
とにかく木曜日の面談までに「現象学の理念」だけでも読み終えてやってる姿勢を示さねば・・・

現象学の理念

現象学の理念