Lesson-3 言葉の意味・・・

機能に続き今日のカントは「実践理性批判」。カントの三大批判の中で倫理を扱ったところ。そして今日から訳読に入った。
参加者は5名だがドイツ語使いは3名で今年入学のワタシともう一人は傍観者。割り当ての部分を担当者が読み訳を言う。それを教授がチェックし内容の吟味に入るので自分はこのあたりから参加。訳の部分は文法がまだ入っていないため単語の意味が繋がらない。それにカントは代名詞が多くどの部分に係っているかが解らないと理解できないし訳せない感じ。
今日の部分は「実践理性批判」の導入部、前著作は「純粋理性批判」であり今回の「実践理性批判」になぜ「純粋」の冠をつけ「純粋実践理性批判」としなかったか、それは本論を読めば解ると言う話。「純粋」「実践」「理性」「批判」とそれぞれの意味を取り違えると全く理解できない文章。この言葉たちは哲学用語の中でも実生活で馴染みのある言葉。しかし通常一般の使い方とは少し意味の違うところがあるみたい。中でも「実践」という言葉の定義にアタマが???。授業中、そして終わってからも教授に聞くがイマイチスッキリ理解できない。
昨日の講座で紹介されたカントの参考書、高峯一愚の「カント講義」を手に入れたので少しずつ理解の幅を広げよう。そしてドイツ語の練習も・・・
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