Lesson-1 話が違う・・・

yso-muko2007-04-10

いよいよ大学院の初授業、科目名は「近代倫理学史研究」。内容はカントの三大批判書の一つ「実践理性批判」を読む。担当の教授とは先日の新歓コンパの席で出席しますと挨拶済み。
18時半開始の授業だが30分ほど早く大学に到着。今日の教室は教授の研究室、ウワサによると出席者は少ないらしい。早めに研究室に入り教授から授業のことなどいろいろ話を聞く。時間間近になって他に3名そして遅れて1名の計5名、もう一人来るはずが来なかったらしい。
はじめに「実践理性批判」についての解説、そして出席メンバーの自己紹介。5名中3名は社会人、一人は他大から来た現役の新入院生、もう一人は学部生だが社会人経験者らしい。このメンバーで一年間この狭い研究室で授業が行われる。
気になっていた授業のすすめ方はやはり原書をみんなで読み進め、発音も注意しながら一文ずつ訳して議論していくらしい。目の前におかれていた原書を見たとたん眩暈で倒れそうになる。説明会では夜の授業は翻訳を使うと言われていたのにやっぱり原書。
教授からは翻訳はしなくても議論から参加でイイですよと言われるがそれもなんか仲間はずれのミソっかすみたいで気に入らない。ヤルならやったろうかと授業終わりで八重洲ブックセンターで指定の原書を購入。
英語もままならないのに始めたばかりのドイツ語、それも教材はカントの「実践理性批判」。他の履修予定はニーチェヘーゲル、これら全て原書はドイツ語。今さらながらエライところに入ってしまった・・・