Act.2 やっぱり正直に・・・

東京は季節はずれの雪。大きな雷が鳴ったあと降り始めた。上空に流れ込んだ寒気の影響で大気の状態が不安定になったから、と昔なら原稿を書いていたことだろう。

大学院に通うことを会社にいつ話すか迷っていた。話して理解を得られるかそれとも迷惑がられるか。たぶん理解してもらえるとは思っていたが微妙な感じで迷っていた。
夜の授業開始は6時半、地下鉄で三駅なので6時に会社を出ればギリギリ間に合う。しかし会社は7時まで。毎度早く抜けるのも気が引ける。やっぱり堂々と会社を後にしたいから部長に話すことにした。
通常出社は11時、それを10時出社にするので週二回ほど6時退社を許して欲しいと希望を出す。すると部長は早く出社してくれるのは有り難いと。そして大学院についても「そりゃ良いことだおめでとう!どんどんやりなさい」と応援してもらえた。正直に言ったことで胸の支えがとれた感じ。やっぱり正直がイイ・・・