Lesson-2 入門書・・・

今取っている授業はヘーゲルの「法の哲学」、ニーチェの「善悪の彼岸」、カントの「実践理性批判」と「判断力批判」。カントが二つあり今日はその一つ「判断力批判」を読む授業。
自分の興味と研究の近さで言えばこの科目になる。今からやろうとしている建築論などにも通ずる考え方でありそのベースになりうる思想であるから。だからこそ理解して肥やしにしたい。
今日はまだ原書を読む段階ではなくこの書物についての解説を講義形式で。しかし教授の話について行くのがやっとで気を抜くとどんどん解らなくなっていく。質問しようもないほど理解できないのはツライこと。質問ってある程度の理解が必要だから。
授業終わりで教授に参考図書を聞くとあまり入門書の類は読まない方がよいと。なぜなら書いた人のフィルターを通してしまうから。だから注釈書などを手がかりに自分で理解せよとのこと。やはり先は長い・・・