理解不能・・・
今日は指導教授の授業の日。ヘーゲルの『精神現象学』を読んでいる。
夜であるいまは保存され、いまと称される存在としてあつかわれるが、しかし、そのいまはもう存在しないものとなっている。「いま」そのものは持続しているが、持続しているいまは、もう夜ではない。いまが昼になったとき、夜であるいまは昼でないものとして、否定をふくむものとして持続している。そのように持続している「いま」は、したがって、直接の存在ではなく、媒介を経た存在である。変わらずに持続する「いま」は、昼や夜ではないものとして定義されるのだから。そういう「いま」は以前の「いま」と同じように単純な「いま」だが、その単純さが、そこに付随するものから離れたものとなっている。「いま」は夜でも昼でもないが、また、昼にも夜にもなれるのであって、自分以外の存在である昼や夜にかかずらわないのである。(長谷川宏訳 作品社)
教授の言うとおり昼とか夜と言うからわかり難いのかも知れない。まぁそれ以前にわからない文章だが・・・
- 作者: G.W.F.ヘーゲル,G.W.F. Hegel,長谷川宏
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