夏期集中講義４日目・・・

迷想院生

夏期集中講義４日目の今日は仕事が入って後半からの参加。後半２コマは出席できると思っていたが仕事が押して会社を出たのが午後８時過ぎ。結局最後の３０分ほどだけ出席。帰りがけ先生に飲みに誘われ他の学生数名と飲みに行く。
昨日の終わりに提出した質問票、「必要悪」は倫理的にどう考えるのかという問いに対して今日の内容でマックス・ウェーバーを引いて説明したらしい。ということは質問自体大きく外れてることも無かったわけだ。昨夜の集中力の途切れた中で思いつくままに書いたものだったが。
昨日の議論の中で「ジムの話」と言うものがあった。ジムという探検家がジャングルの中で立ち寄った村では軍人によって村人２０人が今にも去る害されるところだった。ジムはその軍人の司令官から「あなたが２０人の村人から一人だけ殺せば残った１９人は助ける」という話を持ちかけられる。この話に同意するか否かという問い。功利主義の最大多数の最大幸福という観点からすれば一人の犠牲で１９人助かるのは２０人が犠牲になるより幸福になる人の数が多いから功利主義に適っているというもの。しかしジムが殺人をおかしてしまうということに対してどう考えるのかという問いが残ってしまう。
思いついたのはランボーなら司令官以下軍人に刃を向けるだろうということ。そして村人が解放されればみんなが幸せ。これぞ勧善懲悪・・・