自由の意味・・・

今日は発表担当の日。仕事は一段落ついたが準備不足は否めない。仕事中に発表用のレジュメを書き上げる。
今回の担当箇所は「法の哲学」第三部倫理の中から義務論について。アリストテレスの「ニコマコス倫理学」が参考になると言われていたが読む余裕は無し。短い文章なので要約というより自分の解釈を書いてみる。そして図式化して。
この部分でヘーゲルが言いたかったのは共同体における自由を得るためには個人に対して義務による制約が必要であるということ。勝手気侭な個人の集まりでは共同体としての自由は無く、義務というルールに乗っ取ってこそ自由がある。だから個人と共同体の関係もヘーゲルは個人の集合が共同体ではなく、共同体としての関係の中にある個人という考え方。もとの文章を何度も読んでいるうちにイメージがつかめてくる。今回も10回近く読んでやっと。ゼミで教授から解説を聞き不明な点も解消。さすが教授・・・

法の哲学〈2〉 (中公クラシックス)

法の哲学〈2〉 (中公クラシックス)