「だれにでも「いい顔」をしてしまう人 嫌われたくない症候群」加藤諦三著

平積みで目にとまり読んでみた。
嫌われるのが恐くて言いたいことも言えないようではダメ、自分が譲ってばかりいては相手の思うツボ。だから言いたいことは言いなさい、嫌われても思ったほど困ることは無いという内容。
最初は嫌われたくない症候群の症状解説、これが読んでてだんだん気が重くなる内容。言われてみれば心当たりもある。ただこの解説に3/4は費やされている。
この症候群から抜け出すには言いたいことを言い、ガマンせず譲歩しないことらしい。ただそれだけ。
それから愛されたければ愛しなさいと言うこと。
嫌われないたくないから言いたいことを言わないのが良くないというのはわかる。でも時には譲る事もあるだろう。全て我を通せば良いわけでもない。事はそんなに簡単じゃない。
目新しい事が書いてある訳じゃない。でもたまにこういう本を読んで思い出すことも必要かもしれない。じゃないとそんな症候群に冒されてると気づかない時がありそうだから・・・