フィリップス・コレクション展/森美術館

仕事を抜け森美術館に行った。今日からフィリップス・コレクション展が始まっている。
午後3時過ぎ、会場はまだ空いていてゆっくりと鑑賞できる。キャッチコピーに「アートの教科書」とあるだけあってホントに教科書のような展示。見応えは十分にある。

  • 今回のお気に入りはドガの「稽古する踊り子」、これは一瞬を捉えた絵画としての迫力が素晴らしい。
  • そしてルドンの「神秘」、パステルで有名なルドンだがこの作品も油彩ながら淡い感じの中から浮かび上がる不思議な印象を持ち透明感を感じる、まさに「神秘」のごとく。
  • ピカソの「アルルカン(道化師)」もそのブロンズの存在感が素晴らしい。ジャコメッティの彫刻とはひと味違う感覚で迫ってくる。

この展示を見て早く絵を描きたくなった。