「無」とは・・・

今日の授業は形而上学研究。ハイデガーの『形而上学入門』を読んでいる。

「なぜ一体、存在者があるのか、そして、むしろ無があるのでないのか?」

「無がある」という表現自体に矛盾を孕んでいる。「無」ということは無いということでそれがあるというのは言葉遊びになってしまう。「無」は「存在」があるからこその「無」である。「無」とは何なのか。あるかないか。これが哲学なのか・・・