3年計画・・・

今日は指導教授との面談。今後の方針などを話し合う。
教授の研究室に入り開講一番「確か3年計画だったよね」。そういえば昨年の面談時にそんな事言った覚えもある。確かに昨年は予習に追われ自分の研究など何も出来ないまま二年目に突入している。しかし、学費を考えると暢気に構えてもいられない。三年目は学費が1/4になるとはいえ出費は大きい。かといって今年修士論文を完成させる自信も無い。
内容的には現象学で攻めるためにもフッサールの後期思想である「生活世界」のある『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』とメルロ・ポンティの『知覚の現象学』から身体論を屋台骨に据える事を指導される。導入としてノルベルグ・シュルツの『実存・空間・建築』などを取り入れさらに建築家の言説や哲学者の空間論を枝葉に構成する事を勧められる。本来なら原書にもあたるようにと言われるもメルロ・ポンティはフランス語。さすがに翻訳で良いと許しを得た。
とにかくフッサールとメルロ・ポンティを読む事。やはり3年か・・・

ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学 (中公文庫)

ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学 (中公文庫)

知覚の現象学 (叢書・ウニベルシタス)

知覚の現象学 (叢書・ウニベルシタス)