初授業のニーチェは理解不能・・・

今年初めての授業はニーチェの「善悪の彼岸」訳読から。

深くこの世界を洞察した者は、人間が浅薄であるということのうちにどのような智恵が潜んでいるかを恐らく想像するであろう。人間が浅薄で、軽率で、虚偽であることを教えるのは、人間の保存的本能である。哲学者にあっても芸術家にあっても、「純粋形式」に対する熱烈で誇大な崇拝がここかしこに見いだされる。

相変わらず何言ってるのかよくわからない。形式というのが見える形であるらしい。しかしモノの形というだけでなく行為であるとか人の生き方にも形・スタイルはあるわけでそんなところまで解釈を広げると辻褄があうように思える。
それにしてもニーチェの本心はよくわからない・・・