発表準備・・・

次回のヘーゲル「法の哲学」ゼミは発表担当。ヘーゲルの文章は読み難い。一読しただけでは何のことやら。しかし二度三度、とにかく何回も読んでいるとイメージがつかめてくる。
先月から第三部の「倫理」に入っていて今回の部分は「義務論」。この部分についてはアリストテレスの「ニコマコス倫理学」を読むよ良いとのアドバイスをドクターの学生からもらう。ヘーゲルが言いたかったのはこの「ニコマコス倫理学」だと。ヘーゲルのたかだか4ページを理解するのに一週間近くかけているのに「ニコマコス倫理学」上下2巻をこの時間で読みきれるわけも無い。そこで見つけたのが岩波現代文庫の「アリストテレス倫理学入門」。「ニコマコス倫理学」を読む手引書という位置づけ。今回の自分にとって何よりありがたい。早速読んで理解の助けになれば・・・

アリストテレス倫理学入門 (岩波現代文庫)

アリストテレス倫理学入門 (岩波現代文庫)