定番を・・・

yso-muko2007-07-18

カントの訳読を行うにあたり18世紀のドイツ語なんだから古い言葉の使い方を調べることの出来る辞書を使いなさいと言われていた。で、薦められたのが「相良 木村の独和辞典」。その昔は定番の辞書だったらしい。その昔というのも新訂となっているが40年ほど前の新訂。だからハッキリ言って古いということ。でも小さいながら語数は15万、古典的な用法まで記載されていることから今やろうとしてる事には打って付け。そう言えばドクターの学生さんたちは皆この辞書を持っていた。古いったって読んでる文章は更に古いわけでそれに比べりゃこの辞書は新しい。というわけでこの辞書を探しに神田は神保町、古書店街に。
神保町の古書店を覗いて歩き数軒目で見つけた辞書に付けられたてたのは1000円の値札。書き込みもほとんど無く若干の使用感があるくらい。定価は3990円だからかなりお得。amazonで調べると新品は3週間以上待たされる。古書でも高いモノでは6000円を超えている。
そしてヘーゲルの授業でオススメとされていた中埜肇著の「世界の思想家たち ヘーゲル」、これは630円。今日はなかなか良い買い物が出来たとかなと・・・