伝え方いろいろ

新建築社のWEBサイトにNTTドコモがクライアントとなったコンペの映像作品がUPされていた。
ケータイ空間というテーマでのコンペだった。最優秀賞には賞金の他にその案の映像化が副賞として用意されていた。ワタシ的にはこの副賞に興味を持っていた。当然賞金は最大限の興味だが。
まず、コンペの1等案についてピンとこなかった。まぁわからんでもないでもないでもない・・・どっちやねん!っていうのが素直な感想。建物としての空間よりどうしてもコンセプチュアルになりがちなテーマだったような。これも講評を聞いてもあまりピンとこない作品。
一等案の映像作品を拝見したが通して全部見るのに苦労した。早い話、途中で飽きるということ。スタッフを見るとCM関係者が多いみたい。会社は最大手の広告代理店。やっぱりここか・・・という感じ。だから制作会社もその系列。技術はウチの商売敵。プロフィールを見るとピカピカ光る経歴が並んでる。
中身はハッキリ言って伝えたいことが良くわからない。途中で飽きてしまうのがワタシにとっては致命傷。ディレクターの感性かコンペ当選者の感性かはわからないが・・・それともついていけない私の感性が古いのか。
商売柄というか同業者故、批判的な見方というかケチつけたくなってしまうのが悪いクセ・・・
まぁ人の受け取り方は千差万別、十人十色。良いと思う人もいるでしょう。ワタシはってことです。ハイ・・・