「建築の幸せ」:中崎 隆司 著

yso-muko2006-02-25

建築をどう捉え考えるのか。誰のために設計するのか。建築を学び始め知るほどに建築界が隔離された世界のように感じていた。そして建築家のあり方についても疑問を持ち続けていた。
そんな気持ちを持っていたのは一人じゃなかったことを教えてくれた本。読むほどに共感してしまう。著者の中崎氏が建築出身ではないことで一歩引いた目で建築を見ることが出来たのだろう。帯にコメントを寄せている妹島和代と隈研吾の言葉が面白い。そして装丁もゴシップ感があって良い感じ。タイトルにあるような幸せになる建築に憧れる・・・

建築の幸せ

建築の幸せ