浸入論

マシュー・バーニーのアートを美術手帳で見た。「拘束のドローイング」と銘打たれたアート。これは写真より実物を見てみたい。ビョークの角隠しも不思議な感覚。最初は拒絶反応、徐々に心にめり込んでくる。そう、ダムにヒビが入って最後に決壊してしまうように。
インスタレーションなどは実物を見ると写真では感じなかったくらい心にめり込んでくるのだろう。
決して良いとは思わない。好きだとも言えない。ハッキリ言って嫌いだ。でも浸入してくる。これがアートの強さなのかと思いつつ、浸入を許してしまう自分が悔しい・・・
金沢まで見に行きたい気もちょっとだけ。

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