タピエス−スペインの巨人 熱き絵画の挑戦展・原美術館

yso-muko2005-04-27

  • 品川の閑静な住宅街の一角に小洒落た白い洋館。原美術館の建物。入り口を入り入場料一般1000円を支払い展示室に入る。今回の展示はスペインの作家、アントニ・タピエスの作品。抽象画だ。
  • 抽象画は嫌いではない。抽象画とそのタイトルを自分の中で結びつける作業が楽しく、それが抽象画を理解する手がかりになったりする。なので、タイトルの無い抽象画については、手がかりがないためかなり理解が難しくなる。
  • 今回のタピエス展では「二つの結び目」のような見たまんまのタイトルが多く、タイトルがあっても作品の理解はかなり難しかった。というか、ちょっとムリという感じか。
  • 抽象画を理解するには、作家とその時代性を理解することも必要だと思うが、今回のタピエスについて何も知らなかったし、作品についても調べていなかった。勉強不足ということか。
  • でも、良いモノは何かしら訴えかけるものがあるのだが、今回は「・・・で?」という感じ。ただ、バランスはどの絵も良かったが当たり前か。
  • 柔らかい日差しの中、中庭のカフェで飲んだカフェラテは美味しかった。