迷創一句

久々に

「梅雨明けて 暑さにフラつく 徹夜明け」創迷

「連休中 込み入る者ども どこへやら」 創迷

「新緑の 中を歩いて 時感じ」 創迷

「春進み 皐月に入りて 日々省る」 創迷

「人並みに 連休とれても 受験漬け」 創迷

「道端に 春の終わりが 見え隠れ」 創迷

「路地裏を 覗けば賑やか おもちゃ箱」 創迷

「抽象画 見た後具象の 中でお茶」 創迷

「春雷の 後に目映い 紫雲見る」 創迷

「次々と 景色は変われど 文字の中」 創迷

「不眠症 朝日見る頃 夢心地」 創迷

「麗らかな 陽気に誘われ 気もそぞろ」 創迷

「展示会 期待はずれに ひろいもの」 創迷

「次々に 役者揃いて 春の顔」 創迷

「油断した 寒の戻りに 身がふるう」 創迷

「夢を追い 理想と現実 まずはメシ」 創迷

「春の街 色とりどりに 見て楽し」 創迷

「ハンドルを 握るその手に 汗滲む」 創迷

「集まれば 花は無くとも 楽しかな」 創迷

「麗らかさ 気持ちはよいが 出るクシャミ」 創迷

「春眠は 夜に限らず 昼もよし」 創迷

「春雨や 傘を忘れて 濡れ鼠」 創迷

「花冷えの 夜に沁み沁み 線を引く」 創迷

「たけなはの 宴を彩る 花吹雪」 創迷

「競い合う 花を揺らして 風光る」 創迷

「風の中 揺れる枝振り 春の波」 創迷