建築

燃えたのは・・・

どうやら附属の高層ビルらしい。新社屋本体ではなかったよう。 それにしても写真を見る限り凄い。さながら『タワーリングインフェルノ』・・・

ディプロマ講評会・・・

京都造形大を卒業して三年ほど、ちょっとした用があり造形大に顔を出したついでに久々に卒業設計であるディプロマの講評会を聞いてきた。後半の10人ほどの作品を見たがテーマやコンセプトがわからないものが多い。そして周辺状況などの解説に終始し肝心の…

散歩がてらに新美術館・・・

昼休み、食後の散歩がてらに新美術館までぶらぶらと。それほど混んでもいないがゆっくり見る時間もないのでザックリと。 うねっとした曲面は中から見るとなかなか面白い。 巨大なコーンもツルッとしたコンクリートがなかなかキレイで角もピシッと出ている。…

金沢21世紀美術館

今回の目玉、金沢21世紀美術館。晴れた中で見ると建物の白さと空の青空が綺麗なコントラスト。 奈良美智の展示室は撮影OK、フラッシュをたかなければ。巨大なイヌが迎えてくれる。 常設展だけ見たがなかなか面白い展示。気に入ったのは「レアンドロのプー…

石川県西田幾多郎記念哲学館

金沢に来るのは久しぶり。駅前は大きく変わり全く別世界になっていた。新幹線が通ることを見込んでの開発だとか。その新幹線は先送りになっているらしいが・・・ 今日はあいにくの雨模様。ホテルに荷物を預けて西田幾多郎記念哲学館に向かう。安藤忠雄設計の…

MOAに寄り道・・・

社員旅行もあいにくの雨。なので予定を繰り上げて東京に帰ることになった。でもこのまま帰るのも勿体ない。ホテルでみんなの乗るバスを見送って自由行動。目指すは熱海、MOA美術館。 前から行きたいと思っていた美術館なので良い機会。光琳の紅白梅図屏風…

好み・・・

浜松町から品川までぶらぶらと。途中、三田を過ぎたあたりに建つ凸凹した建物。丹下健三設計のクエート大使館。この凸凹感、かなり好きなデザイン。途中階に庭園らしき緑も見える。なんでこれが好きなのか。だってなんか秘密基地みたいで楽しそうだから・・・

YAMATO

今日は地元をフラフラ歩く。カメラを持って。平和島に大きな公園がありその緑の隙間から見える物体、船のような建物。 原広司設計のヤマトインターナショナル。アパレルメーカーの本社ビル。この建築で原広司は村野藤吾賞を受賞してるらしい。 全体が見える…

半歩先・・・

東京は三鷹に完成した不思議な住宅。荒川修作設計の「三鷹天命反転住宅」はカラフルな色に塗り込まれた円筒や立方体が組み合わされた住宅。芸術作品住宅と謳うこの住宅にはフラットな面が無く身体の知覚を呼び覚ますらしい。安全な空間を批判した住宅だと。 …

サンプル建築

近所に新しく出来た建築物。周りの町並みからかなり浮いた建築。不動産会社で設計事務所の建物らしい。前からここは不思議な雰囲気の場所だった。 看板には免震構造で地震時には最大45センチ動くという謳い文句。土台がスライドするみたい。この建物自体が…

モダニズムが・・・

六本木は会社の近所、しばらく工事中だった現場の囲いがとれた。中から出てきたのはモダニズムばりの白い箱。こ洒落た白い箱は庇も薄いし横長の窓に出っ張りと引っ込みの凸凹感。設計者の名前を見たら坂倉建築研究所。さすがモダニズムの直系。コルビュジェ…

打合せ後の大ホール

打合せ終わりの食事は銀座のビヤホール。タイル張りの大ホールは昭和9年の創建。広い空間に所狭しとテーブルが並び賑わっている。居酒屋の狭いテーブルは好きになれないがなぜかここは好きな店。天井の高さが良いのかも知れない。昭和ロマンに浸ってビール…

新装開店

六本木は青山ブックセンター、しばらく改装中だったがようやく新装開店。かなり雰囲気が変わっていた。 左側だけに伸びていた二階部分が右側にも伸びていて入ってすぐ上に渡り廊下が架かっている。入ってすぐデザインのフロア。建築のスペースも以前より広く…

キッチュも非日常

今日は台場で打合せ。食事をしながらということでメディアージュの奥に入っていく。洞窟の中を抜けると街角のような佇まい。異国の街角のような如何にもキッチュな空間。 建築的に云々よりも非日常的な状況を欲するならば商業施設としてのこんなキッチュもア…

見たい建築、残したい建築

建築の映像コンテンツを制作するための企画書、どんな建築を取り上げるかというリストを作る。大きなテーマとして「名建築となるであろう現代建築」。建築家で括るにしてもいろいろな括り方がある。世代、方法などなど。またビルディングタイプで分ける方法…

昼の美術館

朝方の美術館。やはり夜とはかなり印象が違う。H鋼に石が貼ってある。そしてガラス。またの機会にゆっくりと・・・

銀座のホルスタイン

上野の帰り、有楽町で途中下車。並木通りの辺りでふと見上げると夕暮れにホルスタインのようなマダラ模様。MIKIMOTOのビル。 先日、佐々木睦朗氏と伊東豊雄氏の講演でこのビルの構造は聴いた覚えがある。小さい敷地で柱をなくすためにコンクリートを鋼板でサ…

サステナビリティって?

今日は新建築主催のコンペの審査員として来ていたところ。せっかくなので公開コンペ審査を聞いてきた。もう一人の審査員は大阪のコンクリートの巨匠。 最終選考に残った6組がプレゼンと審査員との質疑の上優勝が決定される。 印象としてはサステナビリティ…

地震国の建築

天井の落ちた屋内プールは先月オープンしたばかりだそうな。新聞では内装についての基準が曖昧で柱や壁のような計算式が確立していないと報じている。 そう言えば2級建築士の試験でも天井についての構造強度はやった覚えがない。 仙台といえばガラス張りの…

六本木の新しい美術館の向かいにもう一つ新しい建築が。こっちの設計はリチャード・ロジャース。言わずと知れたイギリスの賞取り男。 最近の六本木は建築ラッシュ。

人形町の夜

結局、迷ったあげく平行定規を担いで人形町へ。 卒業生の一人に連絡が取れたことが行く気持ちにさせた。 教室に着くと講評会が終わり疲れ切った学生たちが。昨年の自分もそうだった。 先生、学生数名と一緒に飲みに行く。さすがに卒業した身としては気が軽い…

ディプロマ見学

この春卒業した大学の卒制スクーリングが東京で行われている。京都から来ている教授に挨拶がてら覗きに行った。明日の最終発表を前に混沌とした雰囲気。二十名以上が受講しているらしく教室はかなり混み合ってたからそう見えたのかも。 教授に挨拶すると今日…

暑い最中、午後からの会議を前に昼食をとるべく六本木界隈を歩いた。旧防衛庁前の星条旗通りを行くと目の前にクネクネとうねるガラスのファサードが目に飛び込む。 先日、六本木ヒルズの展望台から見下ろしたあの美術館だ。「共生」というキーワードで有名な…

新しい美術館

その名前が決まったとき、あまりの凄さに気を失いそうになった覚えがある。 その美術館がかなり出来上がっていた。六本木ヒルズの展望デッキから揺らめくような曲線のファサードがよく見える。 確かこの美術館は美術品収集を行わず、企画展や公募展用の会場…

羽田空港第二ターミナル

羽田の第二ターミナルを見てきた。そこら中に千住博の大安売り。展望台にある牛には唖然。

銅葺き屋根

近所の神社が建て替えた。緑青の無いピカピカの銅葺き屋根を見るのは始めてかも知れない。やはり神社の屋根は緑色が似合う。そうなるにはどのくらい時間がかかるのだろう。

荒川修作・課外授業ようこそ先輩

「建築家」とは資格ではない。「建築士」は資格を持たねば名乗ることは出来ないが「建築家」は勝手に名乗ることが出来る。いわゆる「自称」というやつ。勝手に名乗って後は世間が認めるか否か。 今日、ビデオに録っておいてNHKの「課外授業・ようこそ先輩」…

仕事と報酬

人は何故働くのか。まず、第一に生きるためである。そして生きていることを充実させるためである。 ただ生きるためだけであれば仕事にこだわりを持つ必要は無いだろう。生きていることに意味を持たせたいが故、仕事を選ぶのだと思う。 本当にやりたいことは…

丹下健三・・・

その昔、丹下健三を好きではなかった。代々木の体育館や新宿の都庁など有名なものしか知らなかった。 建築の勉強を始め、いろいろなことを知るなかで丹下健三が私の前に登場してきた。 作品をその創られた時代とともに考えるとスゴイのかも知れないと言う気…

中部国際空港と建築

先週、中部国際空港が開港した。 16%、1249億円というコストを削減したことが話題になっている。当初、ターミナルビルは折り鶴の羽のデザインだったが、「誰が上から見るんだ」という社長の意見でまっすぐな形に変更されたそうだ。規格化された部品を…